村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

ようやく読み終わりました。
上巻は嵐の鈴鹿で。下巻は家に帰ってきてから風邪にうなされながら読みました。
読んで一番思うことは。
私は、時代小説が好きで、ほとんど結果の分かっているものしか好んで読んでこなかったわけです。
実際にその小説を読んだことが無くても、その題材については知っているわけで。
そういう意味で、大河ドラマ水戸黄門と同じなわけです。
でも、久々に先を知らない小説を読んだような気がします。
 
内容については読んでください。
読んで損はないと思います。
もともと某氏の薦めで読んだわけですが、こういう本を薦められるようになりたいな。
そんな気分にさせてくれる本でした。
満足感が溢れています。
これが村上春樹ワールドというやつでしょうか?
もう一冊読んでもいいなと思う著作ですね。