志木沢郁「立花宗茂」(ISBN:4059011630)

学研M文庫。
豊臣秀吉から「東の本多平八郎忠勝」に対して「西の立花左近将監宗茂」と呼ばれた立花宗茂
断片的な知識は持っていたものの、しっかりと時系列を整理したものを読むのは初めてだったので、期待して読みました。
合戦の天才とまで言われた宗茂。実父・高橋紹運と義父・立花道雪。その血をいかにして引き継いだかがすばらしく描かれていました。
戦国時代のサイドストーリーというには有名すぎるかもしれないけど、読んで損はなかったかな。
戦国時代が好きな感情と、スポーツが好きな感情は自分にとっては同じかもしれない。
本多平八郎に対するあこがれと、バリー・ボンズに対するあこがれは同じなのかもしれない。
 
そういえば最近森博嗣を読んでない。
四季を読まねば。