ちょっと思う。

課の旅行で南信州に行って来ました。
平たく言うと、昼神温泉で一泊、翌日周辺観光で帰宅というルートです。
そんな中、飯田城というところへ行きました。
http://www.hirugami.gr.jp/map/iidajo/
ここです。
もうね、ガックリですよ。お菓子の城だかお菓子の里だかという話は聞いていたので、想像は付いていたんですが。アフォかと。ヴァカかと。
別にこういう施設の存在自体が悪いと思っているわけではないです。
 
ただ、あまりにも酷い。
「飯田城」という城は実在したのです。詳しいページはこちら。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~shingen/joukannagano/iida/iida.html
 
城というものは、日本の歴史を語る上で欠かせないものだと思います。特に、南信濃のこのあたりは小豪族の割拠、武田信玄による侵攻と統治、織田信長による侵攻と統治、さらに徳川家康による統治と魅力溢れる、汚すことのできない歴史を持っているわけです。それを、同じ名前を使用してのこの扱い・・・正直ガックリ来ました。
なぜ城なんですか。しかも、実在した城の名前を冠する必要はあるのですか。別に城っぽい建物を使うことがいけないわけではないと思います。でも、それなら名前にもいいかげんなものをつけておきましょうよ。しかもこの城、粗雑な石垣と天守っぽい建物、いいかげんな鯱とまさに日本人が抱いているいいかげんな城そのものなんです。哀しくなりました。
もう2度とここには行かないと思います。こんな悲しい思いはもうしたくないです。